宮城県白石市にあった城。
他に益岡城、桝岡城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 白石城(しろいしじょう)の築城年代は不明。「後三年の役」を藤原清衡とともに戦った戦功により白石に所領を与えられた刈田氏(後の白石氏)が居城としており、後に白石氏は伊達氏の家臣となっている。
- 豊臣秀吉の天下統一の後、伊達氏は減封となり白石の地は蒲生氏、その後上杉氏の所領となった。だが、「関ケ原の戦い」の前哨戦で伊達政宗が奪い返し戦後再び伊達領となった。政宗の側近・片倉小十郎が城主となり一国一城令以後も伊達氏の支城として特別に存在を許された。
- 築城:鎌倉時代
- 廃城:明治8年(1875年)
- 築城主:白石氏
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主:白石氏・蒲生氏・上杉氏・片倉氏
史跡情報
地図 |
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場所:宮城県白石市益岡町 |
主な施設 |
三階櫓(天守閣)・大手一ノ門・大手二ノ門・歴史探訪ミュージアム |
利用時間 |
【4月~10月】9:00~17:00 【11月~3月】9:00~16:00 |
定休日 |
年末 |
料金 |
【白石城】 大人300円・小中高生150円 【立体ハイビジョンシアター】 大人300円・小中高生150円 (共通券・割引あり) |
交通 |
【電車】 ・JR「白石」駅から約0.8Km 【マイカー】 ・東北自動車道「白石IC」から約6Km |