京都の花街・島原にある揚屋のひとつで、今も江戸時代に島原ができた当時の建物が残っている。
歴史・概略
- 揚屋とは今の料亭のようなところで、置屋から大夫や芸妓などを呼んで宴を催したりした。幕末にはすぐ近くの壬生に本拠を置いていた新選組も出入りし、長州の久坂玄瑞や薩摩の西郷隆盛など勤王の志士たちの密議の場ともなった。
- また、新選組(当時は壬生浪士組)の芹沢鴨(せりざわ・かも)は角屋で行われた宴会でしこたま酒を飲み、その夜宿所としていた八木邸で同じ新選組の手によって暗殺された。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市下京区西新屋敷揚屋町 【付近の史跡】 [ 北西・約0km ] 東鴻臚館址(平安京) [ 北西・約0.1km ] 島原西門碑 [ 北・約0.3km ] 平安京朱雀大路跡 [ 南西・約0.5km ] 六条判官源為義公塚 [ 東・約0.6km ] 本圀寺跡(足利義昭御所) |
主な施設 |
角屋 |
利用時間 |
10:00 ~ 16:00 2階は予約制 |
定休日 |
月曜日(祝日の場合、翌日) 12月16日~3月14日 7月19日~9月14日 |
料金 |
大人1000円・中高生800円・小学生500円 2階は別途800円 |
交通 |
【電車】 ・JR「丹波口」駅から約0.4Km ・阪急電車「大宮」駅から約1.8Km ・京福電車「四条大宮」駅から約1.8Km 【バス】 ・市バス「梅小路公園前」「五条千本」「京都リサーチパーク前」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約 ・駐車場あり |