新潟県上越市に室町時代から江戸時代初期にかけてあった城。
戦国時代、「越後の龍」と称された上杉謙信が居城としていたことで知られる。
歴史・概略
室町時代初期、越後守護であった上杉氏によって築城されたことが始まりとされる。その後、守護代であった長尾氏が入り、長尾景虎(後の上杉謙信)もこの城で誕生している。 謙信が武田信玄と戦った川中島古戦場(長野県長野市)
- 築城:南北朝時代
- 廃城:慶長12年(1607年)
- 築城主:上杉氏
- 構造:連郭式・山城
- 主な城主:上杉氏・長尾氏・堀氏
- 日本100名城
- 天正6年(1578年)、謙信が城内で死去。死因は脳卒中といわれる。
- 謙信が亡くなると、子のなかった謙信の跡目を巡って養子の上杉景虎と上杉景勝が対立。城内で戦闘となり、乱は景勝の勝利で決着した(御舘の乱)。
- 豊臣秀吉の時代には景勝が会津若松へ転封となり、代わって堀秀治が入った。堀氏は山城で平和な時代にはそぐわない春日山城に代わって福島城を新たに築城、完成後に城を移し春日山城は廃城となった。
史跡情報
地図 |
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【場所】 新潟県上越市中屋敷 |
主な施設 |
本丸天守台・二の丸・三の丸・南三の丸・毘沙門堂・景勝屋敷・直江屋敷・柿崎和泉守屋敷・千貫門・春日山神社 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・えちごトキめき鉄道「春日山」駅から約3Km 【バス】 ・頸城自動車「春日山荘」バス停 【マイカー】 ・北陸自動車道「上越IC」から約7Km ・駐車場あり |