福島県白河市にあった室町時代から江戸時代にかけての城。江戸時代の白河藩藩庁。
戊辰戦争の局面のひとつ「白河口の戦い」の舞台。
歴史・概略
南北朝時代、白河を領する結城親朝(ゆうき・ちかとも)によって築城されたとされる。その後蒲生氏、上杉氏、丹羽氏、榊原氏、本多氏、松平氏、阿部氏などが城主を務めている。
大政奉還後の転換期に発生した戊辰戦争では会津藩家老・西郷頼母(さいごうたのも)を総督に白河小峰城を守る奥羽越列藩同盟側と、伊地知正治(いぢちまさはる)率いる新政府軍側との間で激しい戦いとなり、多くの死傷者を出した。
- 築城:興国元年/暦応3年(1340年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:結城親朝
- 構造:梯郭式・平山城
- 主な城主: 白河結城氏・蒲生氏・丹羽氏・越前松平氏・久松松平氏・阿部氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 福島県白河市郭内 |
主な施設 |
三重櫓・白河集古苑・ニノ丸茶屋 |
利用時間 |
三重櫓 4月~10月 10:00 ~ 17:00 11月~3月 10:00 ~ 16:00 白河集古苑 9:00 ~ 16:00 |
定休日 |
三重櫓 年末年始 白河集古苑 月曜日(祝日の場合翌日)・祝日の翌日・年末年始 |
料金 |
白河集古苑 大人320円・小中学生100円 |
交通 |
【電車】 ・JR「白河」駅から約0.3Km 【マイカー】 ・東北自動車道「白河中央スマートIC」から約3Km ・駐車場あり |