八幡原史跡公園(川中島の戦い) | 場所と地図 – 歴史のあと

八幡原史跡公園(川中島の戦い)

川中島古戦場 古戦場
川中島古戦場
ジャンル:古戦場/博物館
史跡年代:室町時代

越後の上杉謙信と甲斐の武田信玄が北信濃で攻防を繰り広げた「川中島の戦い八幡原の戦い)」の際、この場所に信玄が本陣を置いたとされる。

歴史・概略

  • 「川中島の戦い」は最初の対陣より10年以上、5度にわたって行われ、中でも4度目の「八幡原の戦い」では激しい戦闘となり、両軍ともにかなりの死傷者が出た。
  • 武田軍は啄木鳥戦法により妻女山に布陣する上杉軍の背後を突き、本隊と挟み撃ちにする計画を立てたが失敗、八幡原ですでに待ち構えていた上杉軍と武田本隊が戦闘となった。始めは上杉軍が優勢であったが、武田の別動隊が到着すると、形勢は逆転し上杉軍は撤退した。
  • この戦闘により信玄を支え続けた弟の武田信繁や軍師の山本勘助らが戦死した。
  • 「第四次川中島の戦い」における動き
    8月14日【上杉】春日山城を出陣
    8月15日【上杉】善光寺に着陣
    8月16日【上杉】妻女山に布陣
    8月18日【武田】甲府を出陣
    8月24日【武田】茶臼山に布陣
    8月29日【武田】海津城へ入る
    9月 9日【武田】軍議で啄木鳥戦法を決定する
    9月10日【武田】武田の別動隊が妻女山を攻撃するために移動
    9月10日【上杉】八幡原に移動
    9月10日【武田】武田の別動隊が空になった妻女山に到着しすぐに山を降りる
    9月10日【武田・上杉】八幡原で待ち伏せていた上杉隊が武田本隊と激突
    9月10日【武田】武田の別動隊が八幡原に到着
    9月10日【上杉】退却
  • 「川中島の戦い」における戦闘・対陣
    1553年 布施の戦い
    1555年 犀川の戦い
    1557年 上野原の戦い
    1561年 八幡原の戦い
    1554年 塩崎の対陣

史跡情報

地図
【場所】
長野県長野市小島田町
【付近の史跡】
[ 南東・約3km ] 松代城
主な施設
長野市立博物館・八幡神社
利用時間
【長野市立博物館】
 9:00 ~ 16:30

公園内は常時
定休日
【長野市立博物館】
 月曜日(祝休日の場合その翌日)・祝休日の翌日(土日の場合は開館)・7月の第2週月~金曜日・年末年始

公園内は無休
料金
【長野市立博物館】
 一般300円 高校生150円 小中学生100円

公園内は無料
交通
【バス】
・アルピコ「川中島古戦場」バス停

【マイカー】
・駐車場あり
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