薩摩藩

江戸時代、薩摩国と大隅国、日向国の一部を治めた藩。藩主は島津氏。藩庁は鹿児島城。領国のほか琉球王国を実質的に支配しており石高は加賀藩に次ぐ雄藩であった。また幕末には長州藩とともに倒幕の中心となってその後の明治新政府の中にも多くの薩摩出身者が占めることとなった。

寺社

御香宮神社

京都市伏見にある神社。「鳥羽・伏見の戦い」における戦地のひとつ。歴史・概略元々の名称は御諸神社。創建年代は不明。 貞観4年(862年)、境内より水が湧きだし、水を飲むと病が治ったということを聞いた清和天皇から「御香宮」...
邸宅・住居跡

薩摩島津伏見屋敷跡

江戸時代、薩摩藩が京都伏見に置いた藩邸跡。歴史・概略碑文「江戸時代 薩摩島津伏見屋敷跡」「坂本龍馬 寺田屋脱出後 避難之地」「天璋院篤姫 洛中洛外滞在時の宿泊地」 伏見は京と大阪、果ては海とを結ぶ物流の中継地点として大...
邸宅・住居跡

寺田屋

京都伏見にあった船宿。幕末の混乱期、薩摩藩同士の粛清が行われたり、坂本龍馬が襲撃を受けたりした寺田屋事件が起きた現場として知られる。歴史・概略伏見は大阪と京都中心部を結ぶ物流の中継地点として栄え、周辺にはいくつかの船宿があ...
邸宅・住居跡

薩摩藩蔵屋敷跡

江戸時代、大阪に置かれた薩摩藩蔵屋敷の跡。歴史・概略薩摩藩蔵屋敷は、薩摩藩が物流の一大拠点として栄えた大阪に置いた屋敷のひとつで、「薩摩藩上屋敷」と呼ばれた。大阪にはこの屋敷のほかに中屋敷、下屋敷などがあった。 薩摩藩...
邸宅・住居跡

小松帯刀寓居・御花畑屋敷跡・薩長同盟所縁地

幕末の薩摩藩家老であった小松帯刀の寓居跡。「薩長同盟締結の地」とされる。歴史・概略碑文 「小松帯刀寓居跡」 「近衛家別邸 御花畑御屋敷跡」 「薩長同盟所縁之地」 ここには五摂家のひとつ近衛家の別邸である御花畑屋...
城跡

鹿児島城

鹿児島県鹿児島市にあった城。江戸時代の薩摩藩藩庁。 鶴丸城とも呼ばれる。歴史・概略慶長6年(1601年)、後の薩摩藩初代藩主・島津家久により城山(上之山城)の麓に築城を開始。この頃「関ケ原の戦い」で島津義弘が西軍に味方し...
邸宅・住居跡

薩摩藩邸之址(京都)

江戸時代、島津氏が藩主を務める薩摩藩が京都に置いた藩邸跡。歴史・概略京都の薩摩藩邸は、現在の同志社大学にあった二本松藩邸が有名であるが、二本松藩邸が置かれたのは幕末になってからで、それ以前よりこちらには薩摩藩邸が置かれてい...
邸宅・住居跡

鷹司邸跡(京都御苑)

「禁門の変」の舞台となった鷹司邸があった場所。歴史・概略鷹司家(たかつかさけ)は藤原氏五摂家のひとつで関白や太政大臣などの任に就く家柄であった。幕末期、「八月十八日の政変」によって失った長州藩の勢力を回復するため起こった「...
京跡・宮跡

蛤御門(京都御苑)

京都御苑にある門。「禁門の変」で長州勢力と幕府勢力との戦闘が行われた場所。この門の名をとって「蛤御門の変」とも呼ばれる。歴史・概略蛤御門(はまぐりごもん)は京都御所を守る外郭九門のうちのひとつ。正式には新在家御門だが、御所...
邸宅・住居跡

薩摩藩邸跡

江戸時代後期に御所の北側に設けた薩摩藩邸跡(現・同志社大学)。歴史・概略文久2年(1862年)、それまで薩摩藩が使用していた錦小路藩邸が手狭であったことから、相国寺より土地を借り受け、広大な敷地を持つ新たな藩邸(二本松藩邸...
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