平安時代中期に在位した後一条天皇の陵墓。
歴史・概略
- 後一条天皇(ごいちじょうてんのう)。第68代天皇。敦成(あつひら)。
- 在位:長和5年(1016年) ~ 長元9年(1036年)
- 父:一条天皇 母:藤原彰子(上東門院/藤原道長の娘)
- 御陵名:菩提樹院陵(ぼだいじゅいんのみささぎ)
- 墳形:円丘
- 藤原彰子(ふじわら・しょうし)の父である藤原道長(ふじわら・みちなが)の屋敷・土御門殿で生まれ、9歳で即位、道長が摂政として政務をとった。さらに道長は娘の威子を中宮として入内させるなど、道長の権勢維持のため次々と身内を天皇家に送っている。
藤原道長の屋敷である土御門第跡(京都府京都市)
- 最期は病に倒れ在位したまま29歳で崩御、天皇には皇子がいなかったため、同母弟の後朱雀天皇が即位した。
見どころ・おすすめ
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市左京区吉田神楽岡町 【付近の史跡】
[ 南・約0.1km ] 陽成天皇 神楽岡東陵
[ 南・約0.4km ] 金戒光明寺
[ 東・約0.8km ] 冷泉天皇 櫻本陵
[ 北西・約1km ] 吉田泉殿之跡
[ 南西・約1km ] 尊勝寺跡
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主な施設 |
陵墓 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電車「神宮丸太町」駅から約1.7Km ・叡山電鉄「出町柳」駅から約1.9Km ・地下鉄「蹴上」「東山」駅から約2Km 【バス】 ・市バス「浄土寺」「錦林車庫前」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都東IC」から約8Km |