平安時代初期に在位した陽成天皇の陵墓。
歴史・概略
- 陽成天皇(ようぜいてんのう)。第57代天皇。貞明(さだあきら)。
- 在位:貞観18年(876年) ~ 元慶8年(884年)
- 父:清和天皇 母:藤原高子(太政大臣・藤原長良の娘)
- 御陵名:神楽岡東陵(かぐらがおかのひがしのみささぎ)
- 墳形:八角丘
- 染殿第(そめどのてい/摂政・太政大臣・藤原良房の屋敷)で誕生。
- 父・清和天皇の譲位により9歳で即位、天皇が幼少であるため、伯父の藤原基経が摂政として政治を行った。
- 清和天皇の崩御後、基経との関係が悪化、そんななか宮中で官人が殺害されるという事件が起こる。真相は定かでないがこの事件を機に基経に譲位を迫られ、皇統の違う光孝天皇に17歳で譲位した。
- 冷然院(れいぜいいん)において崩御。宝算82。
見どころ・おすすめ
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市左京区浄土寺真如町 【付近の史跡】
[ 北・約0.1km ] 後一條天皇 菩提樹院陵
[ 南東・約0.3km ] 金戒光明寺
[ 東・約0.8km ] 冷泉天皇 櫻本陵
[ 南西・約1km ] 尊勝寺跡
[ 南・約1km ] 白河院跡(法勝寺跡)
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主な施設 |
神楽岡東陵 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電車「神宮丸太町」駅から約1.7Km ・地下鉄「東山」「蹴上」駅から約1.9Km 【バス】 ・市バス「錦林車庫前」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都東IC」から約8Km |