北海道松前町にあった城郭。江戸時代の松前藩藩庁。
福山城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 江戸時代初期、拠点として松前氏が陣屋を築いたことに始まる。江戸時代後期になるとロシア艦隊が接近するようになり、北方警備を目的に安政元年(1854年)、本格的な城郭が築かれた。
- 慶応4年/明治元年(1868年)、「鳥羽伏見の戦い」に始まる戊辰戦争が勃発、官軍との戦闘で追い詰められた旧幕府軍は北海道に上陸し五稜郭、松前城などを制圧した。その後箱館政権を樹立したものの翌明治2年(1869年)、官軍の攻撃を受け松前城は落城、その後箱館も制圧され戊辰戦争は終結した。
- 築城:安政元年(1855年)
- 廃城:明治7年(1874年)
- 築城主:松前崇広
- 構造:平山城
- 主な城主:松前氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 北海道松前郡松前町松城 |
主な施設 |
天守閣(資料館)・本丸御門・御殿玄関・石垣・土塁・堀 |
利用時間 |
9:00 ~ 17:00 |
定休日 |
12月11日 ~ 4月9日 |
料金 |
大人360円・小中学生240円 |
交通 |
【バス】 ・函館バス「松城」「唐津」バス停 【マイカー】 ・函館から約100Km ・駐車場あり |