五稜郭公園 | 場所と地図 – 歴史のあと

五稜郭公園

五稜郭 城跡
五稜郭
ジャンル:城跡/古戦場
史跡年代:幕末維新

北海道函館市にある星形の形が美しい幕末の城郭跡。

歴史・概略

江戸幕府末期、日米和親条約の締結による函館開港に伴い、奉行所を設置した。しかし函館山から見下ろす位置にあって海からも近かったことから、防御の観点で移転する必要があった。そこで幕府は奉行所の移転先として五稜郭の築城を決定し、洋学を学んだ武田斐三郎の設計によって1857年から工事を開始、1866年に完成した。

江戸幕府崩壊後は旧幕府勢力によってわずかな期間であったが、函館政権(蝦夷共和国)が置かれることになった。

  • 築城:慶応2年(1866年)
  • 廃城:明治2年(1869年)
  • 築城主:江戸幕府
  • 構造:稜堡式
  • 主な城主:
  • 日本100名城
  • 慶応2年(1866年)、築城。
  • 慶応3年(1867年)、大政奉還。
  • 慶応4年/明治元年(1868年)、戊辰戦争勃発。榎本武揚(えのもと・たけあき)率いる旧幕府軍が北海道に上陸。
  • 明治元年11月15日(1868年12月28日)、旧幕府軍の主力だった開陽丸が江差沖で座礁、後に沈没した。これにより旧幕府軍の海軍力は著しく低下した。
  • 明治元年12月15日(1869年1月27日)、蝦夷島政府の代表選挙が実施され、榎本武揚が総裁に選出された。これが日本初の選挙となった。
  • 明治2年4月9日(1869年5月20日)、新政府軍が北海道に上陸し箱館に迫る。
  • 明治2年5月18日(1869年6月27日)、旧幕府軍は新政府軍に対し降伏。これにより戊辰戦争が終結。

史跡情報

地図
【場所】
北海道函館市五稜郭町
主な施設
函館奉行所・土蔵・板庫・板蔵・五稜郭タワー
利用時間
【五稜郭タワー】
 4月21日〜10月20日 8:00 ~ 19:00
 10月21日〜4月20日 9:00 ~ 18:00

【函館奉行所】
 4月~10月  9:00 ~ 18:00
 11月~3月  9:00 ~ 17:00
定休日
【五稜郭タワー】
 無休

【函館奉行所】
  年末年始
料金
【五稜郭タワー】
 大人840円・中高校生630円・小学生420円

【函館奉行所】
 一般500円 ・就学生250円
交通
【電車】
・JR「五稜郭」駅から約2.3Km
・市電「五稜郭公園前」駅から約0.8Km

【バス】
・函館バス「五稜郭」「五稜郭公園入口」バス停

【マイカー】
・箱館江差自動車道「函館IC」から約6Km
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