戊辰戦争

慶応4年(1868年)~明治2年(1869年)
徳川氏の大政奉還後、旧幕府軍・奥羽越列藩同盟と薩長中心の新政府軍との間で起こった戦い。「鳥羽・伏見の戦い」勃発から「箱館戦争」終結までを言う。

邸宅・住居跡

会津藩家老 西郷頼母邸跡

江戸時代末期の会津藩家老・西郷頼母(さいごうたのも)の屋敷跡。歴史・概略西郷家は代々会津藩家老を務める家柄で、頼母が家督を継いだ後、藩主の松平容保(まつだいら・かたもり)に家老として仕えた。特に容保が京都守護職就任の際には...
邸宅・住居跡

伏見土佐藩邸跡

江戸時代、土佐藩が京都伏見に置いた藩邸跡。歴史・概略伏見の町は豊臣秀吉の伏見城築城によって城下町が形成されて以降、京都の中心部と大阪とを結ぶ物流の要衝として栄えてきた。そのため、土佐藩だけでなく、多くの藩がここに藩邸を置い...
寺社

御香宮神社

京都市伏見にある神社。「鳥羽・伏見の戦い」における戦地のひとつ。歴史・概略元々の名称は御諸神社。創建年代は不明。 貞観4年(862年)、境内より水が湧きだし、水を飲むと病が治ったということを聞いた清和天皇から「御香宮」...
寺社

「鳥羽・伏見の戦い」会津藩駐屯地跡(伏見御堂)

京都市伏見にある浄土真宗大谷派の寺院。「鳥羽・伏見の戦い」における戦地のひとつ。歴史・概略慶長年間(1596年~1615年)、徳川家康の寄進を受け、東本願寺第12代法主・教如によって創建される。本堂は伏見城再建後に廃城とな...
その他遺跡

伏見奉行所跡

旧幕府軍と新政府軍が戦った「鳥羽・伏見の戦い」における激戦地のひとつ。歴史・概略伏見は江戸幕府の直轄領で、伏見奉行は幕府が各地に置いた遠国奉行のひとつである。 伏見の町は、京都中心部と大阪や西国とを結ぶ重要な中継地点と...
古戦場

伏見口の戦い激戦地跡

旧幕府軍と新政府軍が戦った「鳥羽・伏見の戦い」における激戦地。歴史・概略慶応3年10月14日(1867年11月9日)、将軍徳川慶喜が倒幕の動きを牽制するため大政奉還を行ったものの、その後薩摩藩による実質的なクーデター「王政...
城跡

宇都宮城

栃木県宇都宮市にあった城。江戸時代の宇都宮藩藩庁。 戊辰戦争の激戦地となった城で土方歳三らの活躍で知られる。歴史・概略平安時代末期、藤原秀郷もしくは宇都宮氏の祖・藤原宗円によって築城されたと伝わる。 天正18年(1...
邸宅・住居跡

望嶽亭藤屋(山岡鉄舟)

静岡県静岡市にあった山岡鉄舟ゆかりの茶店。歴史・概略慶応4年(1868年)、「鳥羽・伏見の戦い」によって薩長を中心とした後の新政府軍と旧幕府軍が衝突。この戦いに勝利した新政府軍は徳川氏の本拠であり旧幕府軍の大将・徳川慶喜...
邸宅・住居跡

西郷・山岡会見の地

幕末から明治かけて起こった戊辰戦争において、薩摩の西郷隆盛と旧幕臣の山岡鉄舟が会見を行った松崎屋源兵衛宅があった場所。歴史・概略慶応4年(1868年)1月、「鳥羽・伏見の戦い」において旧幕府軍に勝利した新政府軍は江戸への...
城跡

松前城

北海道松前町にあった城郭。江戸時代の松前藩藩庁。 福山城とも呼ばれる。歴史・概略江戸時代初期、拠点として松前氏が陣屋を築いたことに始まる。江戸時代後期になるとロシア艦隊が接近するようになり、北方警備を目的に安政元年(18...
城跡

淀城跡

京都府京都市にあった江戸時代の城。 江戸時代の淀藩(よどはん)藩庁。歴史・概略元和9年(1623年)、将軍徳川秀忠が従兄弟にあたる松平定綱に命じて桂川、宇治川、木津川が合流する要衝である淀の地に築城した。豊臣秀頼の生母・...
古戦場

戊辰役戦場址

幕末から明治の動乱期、旧幕府軍と新政府軍が激突した「鳥羽・伏見の戦い」において戦場となった場所のひとつ。歴史・概略慶応4年1月3日(1868年1月27日)、鳥羽で薩摩藩と旧幕府勢力との間に戦闘が開始され、これを契機に伏見で...
城跡

淀古城址・戊辰戦争砲弾貫通跡

京都府京都市にあった室町時代から安土桃山時代にかけての城。 「鳥羽伏見の戦い」における戦場のひとつ。歴史・概略 京都に近く、桂川、宇治川、木津川が合流する天然の要害に築城された城で、室町時代中頃に足利氏の一門・畠山氏によって築城...
古戦場

樟葉台場跡(鳥羽・伏見の戦い)

鳥羽伏見の戦い(戊辰戦争)の舞台となった台場跡。歴史・概略江戸時代末期、日本近海に外国船が頻繁に姿を見せるようになり、幕府内でも国防の意識が高まりつつあった。こうしたことから京都守護職・松平容保(まつだいら・かたもり)は京...
城跡

白河小峰城

福島県白河市にあった室町時代から江戸時代にかけての城。江戸時代の白河藩藩庁。 戊辰戦争の局面のひとつ「白河口の戦い」の舞台。歴史・概略 南北朝時代、白河を領する結城親朝(ゆうき・ちかとも)によって築城されたとされる。その後蒲生氏...
古戦場

高浜砲台跡

江戸幕府末期、外国勢力あるいは倒幕勢力から京都を守るため築かれた砲台跡で、京都の入口にあたる高浜と淀川対岸の樟葉に設置された。歴史・概略幕末期、外国船が日本近海にたびたび現れるようになり、京都を防備するため淀川に台場の設置...
城跡

五稜郭公園

北海道函館市にある星形の形が美しい幕末の城郭跡。歴史・概略 江戸幕府末期、日米和親条約の締結による函館開港に伴い、奉行所を設置した。しかし函館山から見下ろす位置にあって海からも近かったことから、防御の観点で移転する必要があった。そ...
城跡

二本松城

福島県二本松市にあった城。江戸時代の二本松藩藩庁。 霞ヶ城とも呼ばれる。歴史・概略 室町時代中頃、二本松満泰が城を築いたのが始まり。その後城主は度々代わっていき、寛永20年(1643年)に丹羽長秀の孫である光重が入城して以降、丹...
古戦場

十六橋(会津戦争・戊辰戦争)

福島県会津若松市と猪苗代町の間を通る日橋川にかかる橋。会津戦争(戊辰戦争)における「十六橋の戦い」の舞台である。歴史・概略その昔、弘法大師(こうぼうだいし)が16の塚を築き橋を架けたといわれることからこの名がついた。 ...
古戦場

中野竹子殉節地(会津戦争)

幕末の会津藩の女性・中野竹子が戦死した場所。会津戦争(戊辰戦争)において会津に侵攻してきた新政府軍を相手に一歩も引かずに薙刀を振るい戦ったと言われる。歴史・概略中野竹子(なかの・たけこ)は薙刀を得意としており、新政府軍が会...
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