京都府京都市にあった室町時代から安土桃山時代にかけての城。
「鳥羽伏見の戦い」における戦場のひとつ。
歴史・概略
京都に近く、桂川、宇治川、木津川が合流する天然の要害に築城された城で、室町時代中頃に足利氏の一門・畠山氏によって築城されたとされる。
- 築城:室町時代中期
- 廃城:文禄4年(1595年)
- 築城主:畠山政長
- 構造:平城
- 主な城主:薬師寺元一・細川氏綱・三好義継・木村重茲
- 永正元年(1504年)、細川政元軍に攻められ落城(第一次淀古城の戦い)。
- 天正元年(1573年)、足利義昭が織田信長に対し挙兵した際、木下秀吉(豊臣秀吉)と細川藤孝、投降した三淵藤英らに攻められ落城(第二次淀古城の戦い)。
- 豊臣秀吉の時代には側室の茶々が鶴松を産む際に与えられ、そこから「淀君」と呼ばれるようになった。しかし秀吉の甥である豊臣秀次切腹の際、家老で淀城主であった木村重茲(きむら・しげこれ)も裁かれ廃城となった。
- 旧幕府軍と新政府軍との間で発生した「鳥羽伏見の戦い」では、妙教寺付近が戦場となり、砲弾や砲弾が貫通した跡などが残っている。
見どころ・おすすめ
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市伏見区納所北城堀 【付近の史跡】 [ 南・約0.1km ] 戊辰役戦場址 [ 南西・約0.6km ] 淀城跡 [ 西・約1.8km ] 中山修一記念館 [ 西・約1.9km ] 勝龍寺城土塁 空堀跡 [ 西・約1.9km ] 勝龍寺城跡 |
主な施設 |
石碑・戊辰戦争砲弾貫通跡 |
利用時間 |
ー |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電車「淀」駅から約0.6Km 【バス】 ・京阪バス/市バス「納所町」バス停 【マイカー】 ・名神高速「大山崎IC」から約3Km ・駐車場あり |