京都の中心部である高瀬川沿い、江戸時代の終わりごろ近江彦根藩の藩邸が置かれていた。
歴史・概略
- 彦根藩(ひこねはん)は近江北部をおもに領した藩で藩主は譜代大名である井伊家。大老職を務めるなど、幕府の政治に大きく関わっていた。
藩祖は、酒井忠次や本多忠勝、榊原康政とともに徳川四天王の一人と呼ばれる井伊直政(いい・なおまさ)。「関ケ原の戦い」の後、戦功によって直政が石田三成の旧領に入ったことに始まった。以後、明治の世を迎えるまで変わることなく井伊家が藩主を務めている。
見どころ・おすすめ
- この史跡は石碑のみだが、木屋町周辺は幕末の志士たちの社交場であった場所で、関連する史跡が数多く点在する。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市中京区木屋町通三条下る 【付近の史跡】
[ 南東・約0km ] お龍・中井弘 寓居跡
[ 北西・約0.1km ] 坂本龍馬寓居趾(酢屋)
[ 北東・約0.1km ] 豊臣秀次公一族終焉之地(瑞泉寺)
[ 南・約0.2km ] 土佐藩邸跡
[ 北西・約0.2km ] 池田屋騒動之址(新選組)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電車「三条」駅 ・地下鉄「三条京阪」「京都市役所前」駅 ・阪急電車「河原町」駅 【バス】 ・市バス「河原町三条南詰」「四条河原町北詰」「河原町三条」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都東IC」から約7Km |