滋賀県彦根市にあった城。江戸時代の彦根藩藩庁。
江戸幕府譜代筆頭・井伊氏の居城で、今現在ある5つの国宝天守のうちのひとつ。
歴史・概略
- 築城:元和8年(1622年)
- 廃城:明治7年(1874年)
- 築城主:井伊直継
- 構造:連郭式・平山城
- 主な城主:井伊氏
- 日本100名城
- 国宝(天守・附櫓及び多聞櫓)
「関ケ原の戦い」の戦功によって徳川家家臣の井伊直政が石田三成の旧領であった佐和山に入城、佐和山藩の藩主となった。
しかし直政は山城であった佐和山城を嫌って新しい城を計画、直政は「関ケ原の戦い」で負った傷によって亡くなったが、跡を継いだ直継が事業を引継いで彦根城を築城した。以後は彦根城に居城を移し彦根藩となり、藩主は変わることなく井伊氏のまま明治を迎えた。
築城の際には佐和山城や大津城など近隣の城郭から転用され、現在国宝に指定されている天守は大津城から移築されたものとみられている。
史跡情報
地図 |
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【場所】
滋賀県彦根市金亀町 |
主な施設 |
天守・西の丸三重櫓・太鼓門櫓・天秤櫓 ・時報鐘・観音台・山崎郭・馬屋・玄宮園・鳳翔台・楽々園・佐和口多聞櫓・埋木舎・彦根城博物館 |
利用時間 |
8:30 ~ 17:00 |
定休日 |
【彦根城博物館】 年末 |
料金 |
【彦根城・玄宮園】 一般600円・小中学生200円 【玄宮園のみ】 一般200円・小中学生100円 【彦根城博物館】 一般500円・小中学生250円 【彦根城・玄宮園・彦根城博物館】 一般1000円・小中学生350円 |
交通 |
【電車】 ・JR「彦根」駅から約1km ・近江鉄道「彦根」駅から約1km 【マイカー】 ・名神高速道路「彦根IC」から約3Km ・駐車場あり |