大阪府茨木市にあった戦国時代の平城。
歴史・概略
戦国時代、摂津国国人三宅氏によって築かれた城。
城の規模は東西596メートル、南北540メートルに及ぶものだったとされるが、現在は宅地化が進みその痕跡は見つかっていない。周辺には三宅城跡を表す石碑が点在している。 三宅城跡(大阪府茨木市)
- 築城:14世紀前半もしくは永正元年(1504年)
- 廃城:永禄5年(1562年)
- 築城主:三宅氏
- 構造:平城
- 主な城主:三宅氏・香西元成
- 永正元年(1504年)、細川高国に属する三宅国政によって築城されたとされるが、それ以前にも存在していた可能性もある。
- 天文18年(1549年)の三好長慶と三好政長が戦った「江口の戦い」が勃発した際には、政長や政長方の細川晴元が入るなど重要な拠点となった。
史跡情報
地図 |
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場所:大阪府茨木市蔵垣内 |
主な施設 |
石碑のみ(工場敷地内) |
利用時間 |
常時(敷地外から) |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「千里丘」駅から約0.8Km ・阪急電車「摂津市」駅から約0.8Km ・大阪モノレール「沢良宜」駅から約1.6Km 【マイカー】 ・近畿自動車道「摂津北IC」から約2Km |