大阪府大阪市にあった戦国時代の平城。
歴史・概略
- 柴島城(くにじまじょう)の築城年代は不明だが、戦国最初の天下人となった三好長慶(みよし・ながよし)の弟の十河一存(そごうかずまさ)によって築城されたとされる。
- 三好長慶が天下人となるきっかけを作った「江口の戦い」では、三好政長方の細川晴賢が守る柴島城を長慶が攻撃し落城させた。
- 西国と京を結ぶ重要な拠点であったが、記録も乏しく不明な点が多い。現在では地形は失われ、住宅地となっているためその痕跡は見当たらない。
- 築城:天文18年(1549年)以前
- 廃城:不明
- 築城主:十河一存
- 構造:不明
- 主な城主:十河一存・細川晴賢・稲葉紀通
史跡情報
地図 |
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【場所】 大阪府大阪市東淀川区柴島 【付近の史跡】
[ 南西・約0.2km ] 摂津国分尼寺伝承地(法華寺)
[ 東・約4km ] 江口城跡(大隅神社)
[ 南・約4km ] 大阪会議開催の地
[ 南・約4km ] 適塾(緒方洪庵旧宅)
[ 南・約4km ] 八軒家浜船着場跡
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・阪急「柴島」駅から約0.3Km ・JR「新大阪」「JR淡路」駅から約1.5Km 【マイカー】 ・名神高速道路「豊中IC」から約7Km |