兵庫県篠山市にあった城。江戸時代の篠山藩(ささやまはん)藩庁。
桐ヶ城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 慶長13年(1608年)、常陸国笠間藩より譜代・松平康重(松井松平氏)が丹波国八上藩(八上城)に移封。徳川家康は、大阪の豊臣氏や豊臣恩顧の西国大名への抑えとして、山陰道の要衝であったこの地に新しい城の築城を命じた。
縄張りは築城の名手・藤堂高虎、築城は天下普請によって行われた。 - 慶長14年(1609年)、松平康重が八上城より移る。これにより八上藩より篠山藩へと移行。
- 元和5年(1619年)、松平信吉(藤井松平氏)が入城。
- 慶安2年(1649年)、松平康信(形原松平氏)が入城。
- 寛延元年(1748年)、青山忠朝が入城。以降明治に至るまで青山氏が藩主を務める。
- 築城:慶長14年(1609年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:徳川家康
- 構造:平山城・輪郭式
- 主な城主:藤井松平氏、形原松平家、青山氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 兵庫県篠山市北新町 |
主な施設 |
大書院・石垣・堀 |
利用時間 |
【大書院】 9:00~17:00 |
定休日 |
【大書院】 月曜日(祝祭日の場合、翌日)・年末年始 |
料金 |
【大書院】 大人400円・高大学生200円・小中学生100円 ※歴史美術館・武家屋敷安間家資料館・青山歴史村・篠山城大書院共通券 大人600円・高大学生300円・小中学生150円 |
交通 |
【バス】 ・神姫グリーンバス「二階町」バス停 【マイカー】 ・舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」から約5Km ・駐車場あり |