兵庫県朝来市(あさごし)にある室町時代から安土桃山時代にかけての山城。
虎臥城、安井ノ城とも呼ばれる。雲海に浮かぶ城の姿は天空の城として人気を集めている。
歴史・概略
- 永享3年(1431年)、中国地方の有力大名・山名宗全(やまな・そうぜん)によって築城されたと伝わる。
- 天正5年(1577年)、織田軍の中国方面軍として羽柴秀吉らが毛利勢力下の但馬へ侵攻、毛利方の竹田城は羽柴秀長の攻撃を受け落城。
- 天正8年(1580年)、桑山重晴が城主となったが、後に和歌山に転封となった。後には赤松広秀(斎村政広)が城主となった。
- 慶長5年(1600年)、「関ケ原の戦い」において城主の広秀が西軍に与して田辺城攻めに加わった。その後、関ケ原において西軍が敗北し切腹、竹田城は廃城となった。
- 築城:永享3年(1431年)?
- 廃城:慶長5年(1600年)
- 築城主:山名宗全?
- 構造:山城・梯郭式
- 主な城主:太田垣氏、羽柴秀長、桑山重晴、赤松広秀
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山 |
主な施設 |
石垣・堀・井戸 |
利用時間 |
【3月~ 5月】 8:00~18:00 【6月~ 8月】 6:00~18:00 【9月~11月】 4:00~17:00 【12月~1月】 10:00~14:00 |
定休日 |
1月4日~2月末 |
料金 |
大人500円・中学生以下無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「竹田」駅 【マイカー】 ・播但連絡道路「和田山IC」から約3K ・駐車場あり |