奈良県大和郡山市にあった平安時代より続く城。雁陣之城とも呼ばれ、江戸時代には郡山藩の藩庁が置かれた。豊臣秀吉の弟で政権No2であった豊臣秀長の居城として知られる。
歴史・概略
- 応保2年(1162年)、郡山衆により築城。当時は盛土と柵程度のものであったとされる。
- 永正3年(1506年)、赤沢朝経が大和国に侵攻し落城。
- 天正8年(1580年)、筒井順慶が郡山城に移る。
- 天正11年(1583年)、数年に渡る大規模工事で近世城郭に生まれ変わる。
- 天正13年(1585年)、豊臣秀長が郡山城に入城。
- 文禄4年(1595年)、増田長盛が郡山城に入城。
- 元和元年(1615年)、「大坂夏の陣」において豊臣軍の攻撃を受ける。
史跡情報
地図 |
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【場所】 奈良県大和郡山市城内町 【付近の史跡】
[ 北東・約5km ] 平城京
[ 北東・約7km ] 東大寺
[ 北東・約15km ] 恭仁京跡(山城国分寺跡)
[ 南・約17km ] 藤原宮跡
[ 北・約17km ] 筒城宮跡(継体天皇)
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主な施設 |
石垣・堀・柳澤神社・柳澤文庫 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・近鉄電車「近鉄郡山」駅から約0.5Km ・JR「郡山」駅から約1.2Km 【マイカー】 ・西名阪自動車道「郡山IC」から約6Km ・駐車場あり |