江戸幕府が大阪に置いた奉行所跡。
歴史・概略
- 大阪町奉行所は幕府直轄地である大阪に江戸幕府が設置した奉行所である。
元和5年(1619年)、大阪城の西側に東町奉行所と西町奉行所が並んで建てられ、領内の訴訟や監督、年貢の徴収などさまざまな業務を行った。 - 享保9年(1724年)、大火により東西両奉行所が焼失、その後両奉行所は再建された。しかし、ともに焼失してしまった経験から、西町奉行所は別の場所へと移転された。
- 天保8年(1837年)、「大塩平八郎の乱」を起こした大塩平八郎は大阪東町奉行の元与力である。
見どころ・おすすめ
- 石碑が立てられているのみで特に何も残っていない。
- すぐ東側に大阪城、西側には西町奉行所跡がある。
史跡情報
地図 |
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【場所】 大阪府大阪市中央区大手前 【付近の史跡】
[ 西・約0.3km ] 八軒家浜船着場跡
[ 南東・約0.6km ] 石山本願寺推定地
[ 東・約0.6km ] 大阪城公園
[ 南・約0.7km ] 法円坂遺跡・前期難波宮内裏西方官衙
[ 南東・約1km ] 難波宮跡公園
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・大阪地下鉄「天満橋」駅 ・京阪電鉄「天満橋」駅 |