江戸時代、大阪にあった船舶の係留施設。
歴史・概略
- 上町台地の北端、旧淀川にあった係留施設で古くは渡辺津(わたなべのつ)などとも呼ばれ、瀬戸内海と内陸とを結ぶ拠点として栄えた。
- 江戸時代には、京都と大阪とを結ぶ三十石船の発着場として栄えた。ここには船宿などが8軒並んでいたと言われ、そこから「八軒家」と呼ばれるようになった。
- 慶応4年(1868年)に起った「鳥羽伏見の戦い」の際には、大阪城にいた徳川最後の将軍・徳川慶喜が金蔵の御用金とともに、ここ八軒家浜から脱出して江戸へと向かっている。
見どころ・おすすめ
- 石碑のみで特に何もない。大阪城から近いので散策のついでにでも寄ってみればよいかと。
史跡情報
地図 |
---|
【場所】 大阪府大阪市中央区天満橋京町 【付近の史跡】
[ 東・約0.3km ] 東町奉行所跡(大塩平八郎ゆかりの地)
[ 西・約0.7km ] 大阪会議開催の地
[ 南東・約1km ] 法円坂遺跡・前期難波宮内裏西方官衙
[ 南東・約1km ] 石山本願寺推定地
[ 東・約1km ] 大阪城公園
|
主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・京阪電車「天満橋」駅 ・地下鉄「天満橋」駅 |