幕末から明治初期にかけて活躍した大村益次郎が刺客に襲われたことを示す碑。
歴史・概略
- 大村益次郎(おおむら・ますじろう)は、文政7年(1824年)に長州藩の医師の家に生まれ、医学だけでなく兵学も学んだ。その後発生した長州征伐や戊辰戦争では、兵の指揮を任され活躍した。
- 明治新政府では幹部となり、藩兵に依らない軍の体制を整え兵部大輔に任命された。
しかし、こうした急激な改革は士族の反発を招く結果となり、明治2年9月4日(1869年10月8日)、京都木屋町にある宿で大村のやり方に反発する浪士たちの襲撃を受けた。大村は大変な深手を負って11月5日に大阪で亡くなった。
見どころ・おすすめ
- 木屋町一帯は幕末の志士たちの多くが潜伏し社交場としていた場所。至る所に寓居跡や事件現場などが点在する。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市中京区木屋町通御池上る 【付近の史跡】
[ 北・約0km ] 象山先生遭難碑
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[ 東・約0km ] 桂小五郎・幾松寓居跡
[ 北・約0.1km ] 史跡高瀬川一之船入
[ 北・約0.1km ] 角倉氏邸址
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「京都市役所前」駅から約0.1Km ・京阪電車「三条」駅から約0.4Km 【バス】 ・市バス「京都市役所前」「河原町御池」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都東IC」から約7Km |