愛媛県大洲市大洲にあった城。江戸時代の大洲藩藩庁。
比志城、地蔵ヶ嶽城、大津城とも呼ばれる。
歴史・概略
- 元徳3年(1331年)、伊予守護職・宇都宮豊房により築城されたとされる。
- 永禄11年(1568年)、毛利氏の攻撃を受け落城。
- 天正13年(1585年)、豊臣秀吉による「四国攻め」が行われ四国を平定。以降は小早川隆景の領地となり、小早川元総を配置。
- 天正15年(1587年)、戸田勝隆の領地となる。
- 文禄4年(1595年)、藤堂高虎の領地となる。城の整備を行う。
- 慶長14年(1609年)、脇坂安治の領地となる。天守などを造営。脇坂氏が領主の時代に「大津」から「大洲」に改名。
- 元和3年(1617年)、加藤貞泰が入城。以降明治に至るまで加藤氏が藩主を務める。
- 築城:元徳3年(1331年)
- 廃城:明治3年(1871年)
- 築城主:宇都宮豊房
- 構造:平山城・梯郭式
- 主な城主:宇都宮氏、藤堂氏、脇坂氏、加藤氏
- 日本100名城
史跡情報
地図 |
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【場所】 愛媛県大洲市大洲 |
主な施設 |
天守・台所櫓・高欄櫓・苧綿櫓・三の丸南隅櫓・石垣・堀 |
利用時間 |
9:00~17:00 |
定休日 |
無休 |
料金 |
大人500円・中学生以下200円 |
交通 |
【電車】 ・JR「伊予大洲」「西大洲」駅から約2Km 【バス】 ・大洲市コミュニティバス「大洲城前」「三の丸」バス停 ・伊予鉄南予バス「三の丸」バス停 ・宇和島自動車「三の丸」バス停 【マイカー】 ・松山自動車道「大洲肱南IC」から約2Km ・駐車場あり |