江戸時代、福井藩を治める越前松平氏が京都に置いた藩邸跡。
歴史・概略
- 福井藩(ふくいはん)は北陸越前国を治めた藩で越前藩とも呼ばれる。藩庁は福井城。
- 「関ケ原の戦い」の後、徳川家康の次男であった結城秀康(ゆうき・ひでやす)が下総結城10万石から越前67万石に加増され北の庄に入ったことに始まり、その後松平姓を名乗った。3代藩主忠昌のときに福居に改名され、その後さらに福井と改名した。
- 二条城前に藩邸が確認できるのは、天保2年(1831年)の絵図からで、比較的新しいとされる。幕末には藩主松平春嶽(まつだいら・しゅんがく)らが公武合体を推し進め、重要な役割を果たした。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市中京区東堀川通二条下る 【付近の史跡】
[ 北・約0km ] 堀河天皇里内裏址
[ 北・約0km ] 橋本左内寓居跡
[ 東・約0.2km ] 豊臣秀吉妙顕寺城跡
[ 東・約0.2km ] 閑院内裏跡
[ 北東・約0.3km ] 二条院候補地(陽成院跡)
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・地下鉄「二条城前」駅から約0.2Km 【バス】 ・市バス「二条城前」「堀川御池」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「京都南IC」から約7Km |