大阪府茨木市にある塚跡。
戦国時代に起った「白井河原の戦い」の際に茨木重朝、和田惟政の連合軍が陣を置いた場所。
歴史・概略
- 元亀2年(1571年)に起った「白井河原の戦い」において、荒木村重、中川清秀連合軍と戦った茨木城城主・茨木重朝(いばらき・しげとも)、高槻城城主・和田惟政(わだ・これまさ)が、この糠塚(ぬかづか)付近に陣を置いた。
戦いは荒木・中川連合が勝利、重朝と惟政は討ち死にした。 - 天正6年(1578年)、荒木村重が織田信長に対して謀反を起こした際(有岡城の戦い)、この付近に織田方の陣が敷かれた。
- 糠塚は東西に延びる西国街道沿いにあり、古くよりランドマーク的な存在であったと思われるが、現在は失われその姿を確認することはできない。
史跡情報
地図 |
---|
【場所】 大阪府茨木市南安威 【付近の史跡】
[ 南・約0.4km ] 白井河原合戦跡
[ 北西・約0.5km ] 将軍塚(大織冠神社・藤原鎌足墓)
[ 南西・約1km ] 馬塚(白井河原の戦い)
[ 南東・約1km ] 和田惟政供養塔(白井河原の戦い)
[ 南西・約1.2km ] 郡山城跡
|
主な施設 |
案内板のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【バス】 ・阪急バス「福井」「安威団地」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「茨木IC」から約1.5Km ・駐車場あり |