勤王の志士・本間精一郎が同志たちに襲われ亡くなった場所。
歴史・概略
- 本間精一郎(ほんま・せいいちろう)は天保5年(1834年)に越後の日本海側の町・寺泊に生まれ、江戸に出て学んで京都で尊王攘夷思想に目覚めた。その後、薩摩藩や長州藩、土佐藩などに倒幕を説いて回った人物。しかし論争に強く、気性も荒かったことなどから、次第に同志たちからも疎まれるようになっていったという。
- そして文久2年閏8月20日(1862年10月13日)夜、料亭での帰り道を薩摩藩士、土佐藩士ら8人の襲撃を受け凶刃に斃れた。実行は幕末の人斬りと呼ばれた田中新兵衛や岡田以蔵などによるとも言われる。
見どころ・おすすめ
- 京都木屋町周辺は幕末関連の史跡が点在しているので、まとめて回るのがおすすめ。
史跡情報
地図 |
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【場所】 中京区木屋町通四条上る 【付近の史跡】
[ 北・約0.1km ] 日本映画発祥の地
[ 北・約0.1km ] 土佐藩邸跡
[ 南西・約0.1km ] 古高俊太郎邸址
[ 西・約0.1km ] 坂本龍馬・中岡慎太郎遭難之地
[ 南西・約0.1km ] 中岡慎太郎寓居之地
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・阪急電車「河原町」駅から約0.2Km ・京阪電車「祇園四条」駅から約0.3Km 【バス】 ・市バス「四条河原町北詰」バス停 【マイカー】 ・名神高速「京都東IC」から約7Km |