大極殿跡(平安京) | 場所と地図 – 歴史のあと

大極殿跡(平安京)

大極殿遺址碑 京跡・宮跡
大極殿遺址碑
ジャンル:京跡・宮跡
史跡年代:平安時代
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平安京大内裏の中心的建物である大極殿があった場所。

歴史・概略

  • 延暦13年(794年)、桓武天皇によって長岡京より遷都され、以来1000年に渡って日本の首都となった。
    この付近一帯は都の中心である大内裏があった場所で、中でもこの場所には朝堂の正殿である大極殿(だいごくでん)があったとされる。大極殿内には天皇が座す高御座が置かれ、国家的行事を行った。
  • 大内裏の建物は出火によって度々焼失し、その都度再建されてきたが、朝廷の衰えとともに次第に荒廃していった。
  • 公園の少し東側にも大極殿跡があり、その後の調査ではこの付近(千本丸太町交差点付近)に大極殿があったことが確認されている。

【日本のおもな首都】

遷都年 みやこ 所在地 遷都時の天皇
593年(崇峻天皇5年) 飛鳥京(あすかきょう) 奈良県 推古天皇
645年(大化元年) 難波京(なにわきょう) 大阪府 孝徳天皇
655年(斉明天皇元年) 飛鳥京(あすかきょう) 奈良県 斉明天皇
667年(天智天皇6年) 大津京(おおつきょう) 滋賀県 天智天皇
672年(天武天皇元年) 飛鳥京(あすかきょう) 奈良県 天武天皇
694年(持統天皇8年) 藤原京(ふじわらきょう) 奈良県 持統天皇
710年(和銅3年) 平城京(へいじょうきょう) 奈良県 文武天皇
740年(天平12年) 恭仁京(くにきょう) 京都府 聖武天皇
744年(天平16年) 難波京(なにわきょう) 大坂府 聖武天皇
745年(天平17年) 紫香楽宮(しがらきのみや) 滋賀県 聖武天皇
745年(天平17年) 平城京(へいじょうきょう) 滋賀県 聖武天皇
784年(延暦3年) 長岡京(ながおかきょう) 京都府 桓武天皇
794年(延暦13年) 平安京(へいあんきょう) 京都府 桓武天皇
1180年(治承4年) 福原京(ふくはらきょう) 兵庫県 安徳天皇
1180年(治承4年) 平安京(へいあんきょう) 京都府 安徳天皇
1869年(慶応4年) 東京(とうきょう) 東京都 明治天皇

藤原宮跡

藤原宮跡(奈良県橿原市)

見どころ・おすすめ

  • かつて大内裏のあった周辺には、建物跡を示す数多くの石碑が立てられているので、まとめて回ってみるといい。

史跡情報

地図
【場所】
京都府京都市上京区千本通丸太町上る
【付近の史跡】
[ 南・約0.1km ] 平安宮朝堂院跡
主な施設
石碑のみ
利用時間
常時
定休日
無休
料金
無料
交通
【電車】
・JR「二条」駅から約1Km
・地下鉄「二条」駅から約1Km

【バス】
・市バス「千本丸太町」バス停

【マイカー】
・名神高速「京都南IC」から約8Km
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