埼玉県寄居町にあった城。関東の戦国大名・北条氏の城として知られる。
歴史・概略
- 築城:文明8年(1476年)
- 廃城:天正18年(1590年)
- 築城主:長尾景春
- 構造:連郭式・平山城
- 主な城主:長尾景春・山内上杉氏・北条氏邦
- 日本100名城
- 文明8年(1476年)、当時関東管領であった山内上杉氏(やまのうちうえすぎし)に反旗を掲げた長尾景春(ながお・かげはる)によって築城されたとされる。その後、山内上杉氏が支配するところとなったが、武蔵に勢力を伸ばしてきた北条氏によって城を奪われた。
- 天正18年(1590年)、豊臣秀吉が惣無事令違反を大義名分とし「小田原攻め(小田原征伐)」の命令を全国の大名に下した。上杉景勝、前田利家、真田昌幸、浅野長政など名だたる武将らに包囲され、約1か月の籠城ののち開城した。
史跡情報
地図 |
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【場所】 埼玉県大里郡寄居町鉢形 |
主な施設 |
本曲輪・二の曲輪・三の曲輪・笹曲輪・外曲輪・鉢形城歴史館 |
利用時間 |
【鉢形城歴史館】 9:30 ~ 16:30 |
定休日 |
【鉢形城歴史館】 月曜日(祝日の場合その翌日)・祝日の翌日・年末年始 |
料金 |
【鉢形城歴史館】 一般200円・学生等100円 |
交通 |
【電車】 ・JR「寄居」駅から約1km ・東武鉄道「寄居」駅から約1km 【バス】 ・東秩父村営バス「鉢形城歴史館前」バス停 【マイカー】 ・関越自動車道「花園IC」から約5Km ・駐車場あり |