江戸時代の若狭小浜藩の京都藩邸跡。
歴史・概略
- 藩主は譜代大名である酒井氏で、老中や大老、京都所司代などの重職に就き、徳川政権を支えた。
- 南北260メートル、東西220メートル、家臣の屋敷を合わせると約2万坪の広大な藩邸であったという。
- 幕末には京都所司代に任命された酒井忠義(さかい・ただあき)が大老・井伊直弼(いい・なおすけ)に協力し、尊王攘夷派の志士たちの取り締まりにあたった。また将軍就任前の一橋慶喜(徳川慶喜)が二条城に入る前の数年間をここで過ごし、徳川将軍の後見として朝廷の対応などを行っていた。
見どころ・おすすめ
- 二条城のすぐ南にあるので、散策ついでに寄ればいいと思う。
史跡情報
地図 |
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【場所】 京都府京都市中京区西ノ京池ノ内町 【付近の史跡】
[ 北東・約0.1km ] 東町奉行所跡(京都)
[ 西・約0.2km ] 弘文院址
[ 北西・約0.2km ] 大学寮址(平安京)
[ 東・約0.2km ] 神泉苑
[ 北西・約0.2km ] 二条城撮影所跡
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主な施設 |
石碑のみ |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「二条」駅から約0.5Km ・地下鉄「二条城前」「二条」駅から約0.5Km 【バス】 ・市バス「神泉苑前」「二条城駅前」バス停 【マイカー】 ・名神高速道路「IC」から約7Km |