奈良県高取市にあった城。
江戸時代の高取藩藩庁で日本三大山城のひとつに数えられる。
歴史・概略
- 元弘2年(1332年)、この地の豪族である越智邦澄により築城されたと伝わる。
- 享禄5年(1532年)、「天文の錯乱」が起こる。一揆軍が高取城を包囲したが、越智・筒井軍の攻撃により敗走した。
- 天正13年(1585年)、豊臣秀長の大和国移封により、重臣の脇坂安治が入城。
- 寛永17年(1640年)、旗本の植村家政が入城。
- 文久3年(1863年)、「天誅組の変」が起こる。天誅組が高取城への攻撃を行うも敗走。
- 築城:元弘2年(1332年)
- 廃城:明治6年(1873年)
- 築城主:越智邦澄か
- 構造:山城・連郭式
- 主な城主:筒井氏、植村氏
- 日本100名城
- <日本三大山城>備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)・高取城(奈良県)
史跡情報
地図 |
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【場所】 奈良県高市郡高取町高取 【付近の史跡】
[ 北・約4km ] 石舞台古墳(蘇我馬子墓)
[ 北・約5km ] 飛鳥宮跡(岡本宮・板蓋宮・浄御原宮)
[ 南東・約7km ] 金峯山寺(南朝行宮跡)
[ 北・約8km ] 藤原宮跡
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主な施設 |
石垣・堀・井戸 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・近鉄電車「壺阪山駅」 【バス】 ・奈良交通バス「壺阪寺前」バス停 【マイカー】 ・駐車場あり |