愛知県犬山市にある室町時代から江戸時代にかけての城。現存12天守・国宝天守のうちのひとつ。
歴史・概略
- 文明元年(1469年)、尾張の守護代であった織田氏によって尾張と美濃の国境に築かれたのが始まりとされる。後に織田信長の乳兄弟であった池田恒興や織田勝長、中川定成などが城主となった。
- 羽柴秀吉と徳川家康・織田信雄との間で起こった「小牧・長久手の戦い」では池田恒興が信雄方であった犬山城を占拠、羽柴軍の重要な拠点となった。また、「関ケ原の戦い」では岐阜城や竹ヶ鼻城などとともに西軍の前線基地となった。
- 築城:文明元年(1469年)
- 廃城:明治4年(1871年)
- 築城主:織田広近
- 構造:平山城
- 主な城主:織田氏・池田氏・豊臣氏・石川氏・平岩氏・成瀬氏
- 日本100名城
- 国宝天守
見どころ・おすすめ
- 天守-国宝天守。現存12天守のひとつ。
- 犬山市文化史料館(城とまちミュージアム)-犬山城や犬山の歴史展示館。
- かつて城門だったものが移築されて周辺に点在してるのでこれらを回ってみるのも面白い。
史跡情報
地図 |
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【場所】
愛知県犬山市犬山北古券 |
主な施設 |
天守・石垣・土塁 |
利用時間 |
9:00~17:00 |
定休日 |
年末 |
料金 |
大人550円・小中学生110円(割引あり) |
交通 |
【電車】 ・名鉄「犬山遊園」駅から約0.9Km ・JR「鵜沼」駅から約1.6Km 【マイカー】 ・名神高速「小牧IC」から約11Km ・駐車場あり |