新選組最後の洛中屋敷跡 | 場所と地図 – 歴史のあと

新選組最後の洛中屋敷跡

新選組最後の洛中屋敷跡 邸宅・住居跡
新選組最後の洛中屋敷跡
ジャンル:邸宅・住居跡
史跡年代:幕末維新
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幕末の京都で反幕府勢力の監視や取り締まりなどを行った新選組が置いた3つ目の屯所跡。

歴史・概略

  • 新選組はこの不動堂村に移る以前、ここから数百メートル北に行った西本願寺に屯所を置いていた。
    しかし、隊士らのあまりの振る舞いに、西本願寺の側からなかば追い出されるようにこの地へと移った。その費用は西本願寺が負担し、大名屋敷にも負けない豪華な屯所であったという。
  • しかし、屯所を移してから間もなく江戸幕府は消滅、情勢は大きく変わってしまった。新選組は伏見奉行所に再び移り、不動堂村屯所はわずか半年ほどしか使われなかったため、正確な位置や規模など不明な点が多い。

【新選組のおもな出来事】

年号おもな出来事
文久3年(1863年)・浪士組を結成し上洛
【屯所】壬生(八木邸前川邸
・壬生浪士組となる
芹沢鴨暗殺
新選組となる
元治元年(1864年)池田屋事件
禁門の変
元治2年(1865年)・ぜんざい屋事件
山南敬助切腹
【屯所】西本願寺
慶応2年(1866年)・三条制札事件
慶応3年(1867年)伊東甲子太郎らが脱退し御陵衛士を結成
【屯所】不動堂村
・大政奉還
油小路事件
天満屋事件
・王政復古の大号令
【屯所】伏見奉行所
近藤勇が御陵衛士の襲撃を受け負傷
慶応4年(1868年)戊辰戦争
・近藤勇処刑
明治2年(1869年)土方歳三戦死
・戊辰戦争終結

見どころ・おすすめ

  • 不動堂村の屯所について今現在特に見られるようなものはない。ただ、少し西に行ったリーガロイヤルホテル前にも石碑が立てられている。
  • 以前に屯所としていた西本願寺も近いので一緒にまわれる。

史跡情報

地図
【場所】
京都府京都市下京区塩小路通西洞院
【付近の史跡】
[ 北・約0.6km ] 中井正五郎殉難地
[ 北西・約0.6km ] 西本願寺
主な施設
石碑のみ
利用時間
常時
定休日
無休
料金
無料
交通
【電車】
・JR「京都」駅から約0.3Km
・地下鉄「京都」駅から約0.5Km
・近鉄電車「京都」駅から約0.7Km

【バス】
・市バス「下京区総合庁舎前」バス停

【マイカー】
・名神高速道路「京都南IC」から約5Km
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