戊辰戦争による悲劇・白虎隊(びゃっこたい)の少年たちも学んだ会津の藩校・日新館の天文観測施設跡。
歴史・概略
- 日新館(にっしんかん)は、享和3年(1803年)に会津藩が人材育成を目的として創設した施設。藩士の子供たちは一定の年齢になると入学し、学問だけでなく礼儀や武術などを学んだ。
ここでの厳しい教えが後の白虎隊の悲劇を生んだともいえる。 - 当時の施設のほとんどは戊辰戦争の混乱で焼失してしまった。そのなかで天文台だけが唯一、現在の我々が見ることのできる遺構となっている。
史跡情報
地図 |
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【場所】 福島県会津若松市米代 【付近の史跡】
[ 東・約0.2km ] 山鹿素行誕生の地・直江兼続屋敷跡
[ 南・約0.4km ] 山本覚馬・新島八重生誕の地
[ 東・約0.6km ] 鶴ヶ城(会津若松城)
[ 東・約0.6km ] 会津藩家老 西郷頼母邸跡
[ 東・約1.9km ] 西軍砲陣跡(会津戦争)
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主な施設 |
天文台跡 |
利用時間 |
常時 |
定休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
交通 |
【電車】 ・JR「西若松」駅 【バス】 ・会津バス「鶴ヶ城西口」バス停 【マイカー】 ・磐越自動車道「会津若松IC」から約4Km |