園城寺(三井寺) | 場所と地図 – 歴史のあと

園城寺(三井寺)

園城寺(三井寺) 寺社
園城寺(三井寺)
ジャンル:寺社/古戦場
史跡年代:飛鳥時代 ー

滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山。正式名称は「長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)」で一般的には三井寺(みいでら)として知られる。

7世紀後半に今の滋賀県大津市付近を本貫とする大友氏によって建立され、平安時代の比叡山の僧・円珍によって地位が確立。その後は比叡山延暦寺と対立し、長らく抗争が続いた。
ちなみに三井寺の三井とはもともと御井と表されており、天智天皇天武天皇持統天皇の三代が寺の湧き水を産湯に使ったことに由来する。

近江の優れた風景・名所を集めた近江八景のひとつ「三井晩鐘(みいのばんしょう)」に選ばれており、近江を代表する観光地となっている。

歴史・概略

見どころ・おすすめ

  • 金堂-国宝。秀吉に再考を許された後、慶長4年(1599年)に高台院に寄進されたもの。
  • 新羅善神堂(しんらぜんじんどう)-国宝。新羅明神を祀る社。貞和3年(1347年)、足利尊氏により寄進された。
  • 鐘楼-重要文化財。「三井の晩鐘」の梵鐘。日本三名鐘のひとつ。
  • 閼伽井屋(あかいや)-重要文化財。三井寺の名の由来となった湧き水。
  • 大門-重要文化財。徳川家康により伏見城から移築されたもの。

史跡情報

地図
【場所】
滋賀県大津市園城寺町
【付近の史跡】
[ 東・約1km ] 大津城跡
[ 西・約4km ] 如意ヶ嶽城跡
[ 東・約4km ] 膳所城跡
[ 西・約5km ] 中尾城跡
主な施設
金堂・新羅善神堂・勧学院・鐘楼・閼伽井屋・大門・三重塔ほか
利用時間
8:00 ~ 17:00
定休日
無休
料金
大人600円・中高生300円・小学生200円
交通
【電車】
・京阪電車「三井寺」駅から約0.6Km
・JR「大津京」駅から約2Km

【バス】
・京阪バス「三井寺」バス停

【マイカー】
・名神高速道路「大津IC」から約4Km
・駐車場あり
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